【育毛サプリの成分】亜鉛やノコギリヤシなど効果や副作用

薄毛に悩んでいる人の中には、育毛サプリを服用している人も多いと思います。
育毛サプリはほぼ天然成分で構成されています。

多くの成分は植物由来なので食品感覚になりがちなので、
副作用の心配をする人はほとんどいません。

しかし、本当に副作用の心配をしなくても大丈夫なのかと気になります。

そこで、育毛サプリに配合されている成分には副作用があるのか、
あるとすればどんな副作用なのかということを調べてみたので、参考にしてください。

サプリメントの成分の効果と副作用

育毛サプリにはかなり多くの成分が含まれています。
とは言え、主成分の数としてはそれほど多いとはいえません。

その中で代表的な成分を抜粋して、その効果と副作用について解説をしていきます。

亜鉛

亜鉛は人間が活動するために必要な代謝の過程で働く酵素を構成する成分で、
絶対必要不可欠なミネラルの1種です。

人間の体内には数千種類もの酵素が、3大栄養素の炭水化物、脂質、
タンパク質の代謝や免疫力の強化などの化学反応に関与していて、
中でも亜鉛は細胞の新陳代謝に関わる200種類以上の酵素を構成する重要なミネラルです。

育毛効果

髪の毛は毛母細胞が新陳代謝の結果分裂を繰り返して角質化して、
それが集まったものの集合体です。

つまり発毛や育毛には細胞の新陳代謝が絶対条件です。

亜鉛が持っている育毛効果は、
細胞の新陳代謝に必要な200種類以上の酵素を構成するために欠かせない成分だからです。

亜鉛が欠乏すると育毛・発毛どころか抜け毛が増えてしまい、
薄毛やハゲを誘発するという恐ろしい結果を招きます。

副作用

1日の亜鉛摂取量は男性の場合40~45mgが上限だといわれています。

亜鉛を過剰摂取し続けると銅や鉄分の吸収を妨げられるため、
貧血や神経障害などの症状が出ることがあります。

その他には吐き気・免疫障害・上腹部痛・消化管過敏症・
下痢などの症状を引き起こす可能性もあるので、
過剰摂取を続けることは控えた方がよさそうです。

ノコギリヤシ

ノコギリヤシは北米大陸南東部に生息しているヤシ科のハーブです。
葉がのこぎり状になっているのが、ネーミングの由来です。

北米大陸のインディアンの間では、古来ノコギリヤシを食用にする習慣がありました。

ノコギリヤシを食用にしている人たちの間に、
前立腺疾患が少ないことに着目した学者によって、
ノコギリヤシの果実に含まれている脂肪酸の作用が
前立腺疾患に効果があることが解明されました。

現在ではノコギリヤシエキスは医薬品としてヨーロッパでは認可されています。

育毛効果

ノコギリヤシエキスはジヒドロテストステロンの生成を抑制してくれる効果があります。

ジヒドロテストステロンは皮脂を過剰に分泌させ、
皮脂に生息している常在菌によって毛穴を刺激して角栓が形成され、
その結果髪の毛が生える入り口を塞いでしまいます。

この状態になってしまうと髪の毛を洗ってもすぐにベタ付いたり、
頭皮にニキビや湿疹ができやすくなってしまうため、
洗髪やブラッシングなどの刺激によって抜け毛が増大します。

ノコギリヤシエキスを摂取することで、このジヒドロテストステロンの生成を抑制することで、
このような症状を予防または改善できるため、発毛や育毛にも効果的な結果になります。

副作用

日本でノコギリヤシは医薬品に認定されていないため、
副作用の具体的な研究はされていません。

そのため、特に副作用はないと考えられています。

ただしイギリス・スイス・フランス・イタリア・ドイツなど、
ヨーロッパ各国では医薬品に認定されているため、
以下のような副作用が場合によっては出ることがわかっています。

副作用の症状は以下の通りです。

  • 過敏症-口蓋の膨張、息切れなど
  • 消化器症状-吐き気、便秘、下痢、腹痛
  • その他-眩暈、頭痛、高血圧

この他にもまれにEDを誘発するなどのケースが出ることもあるといいます。
ただしもともと体に少し疾患がある人の場合が多いといいます。
そのため、以下の人は服用を控えた方がよさそうです。

  • ホルモン調節治療をしている人-治療薬の薬効に影響するケースがある
  • 消化器疾患のある人-下痢や便秘、腹痛の症状を引き起こしやすい
  • 高血圧の人-眩暈症状を助長する可能性がある
  • 抗血小板薬及び高血液凝固薬を服用している人-ノコギリヤシにも高血液凝固作用があるため、服用しているバイアスピリンやワルファリンの作用を増幅させて、出血傾向がより強くなる

日本でノコギリヤシの位置づけは基本的には天然成分であり栄養補助食品なので、
副作用はあまり気にしなくてもいいのですが、過剰摂取はしないようにしましょう。

イソフラボン

イソフラボンは大豆などのマメ科植物に多く含まれている、ポリフェノールの1種です。

ポリフェノールには強い抗酸化作用があるので、
生活習慣やストレスによって体内に増えてしまう活性酸素を除去してくれるので、
生活習慣病などの予防と改善に効果的です。

活性酸素を除去してくれることで体が酸化することを防いでくれるため、
アンチエイジング効果があります。アンチエイジング効果によって、
体細胞を若々しく保てるので元気な体でいることが可能になります。

育毛効果

イソフラボンの育毛効果ですが、主なものとして2つあります。

1つはジヒドロテストステロンと特異結合して、
ジヒドロテストステロンがアンドロゲン受容体と結合することを阻害します。

ジヒドロテストステロンがアンドロゲン受容体結合することで、
毛母細胞は非活性化してしまうため、髪の毛の発育が抑制されて抜け毛が増えます。

つまり、ハゲになっていくのです。

ところがイソフラボンに特異結合されたジヒドロテストステロンは、
アンドロゲン受容体に結合できなくなります。

こうなると抜け毛は起きずにヘアーサイクルが正常に保たれるので、
髪の毛は普通に成長してくれるため育毛につながります。

もう1つは体内でIGF-1(インスリン様成長因子)を増産してくれることです。

IGF-1には血管の拡張作用や、新陳代謝の活性化をしてくれる作用があります。

細胞の新陳代謝に関わっているということになります。

細胞の新陳代謝はイコール毛母細胞の分裂を活発にすることなので、
髪の毛の成長には欠かせません。

さらにイソフラボンの働きで刺激を受けると、
毛乳頭でもIGF-1が生産されるので直接毛母細胞に好影響があります。

イソフラボンにはこのような発毛や育毛効果があります。

副作用

イソフラボンは大豆食品などに多く含まれている成分なので、
基本的には医薬品のような副作用の心配はありません。

しかしイソフラボンは女性ホルモンの1種、エストロゲンに構造が似ているため、
過剰摂取をしてしまうと弊害があります。

イソフラボンを過剰摂取するとホルモンバランスが崩れることがあり、
男性の場合だと乳房が女性化することも稀にあります。

他には胃腸機能が悪くなったり、神経障害を誘発することもあります。

ただし過剰摂取を継続しない限り、さほど心配することもありませんから、
くれぐれも過剰摂取には気を付けましょう。

菊イモ

菊イモは北アメリカが原産のキク科ヒマワリ属の多年草植物です。
9月から10月に黄色い花をつけて地中に塊茎を作ります。この塊茎を食用にしています。

菊イモの主成分はイヌリン(水溶性食物繊維の1種)を含む食物繊維で、
デンプン質はほとんど含みません。

イヌリンは腸内で水分を吸収するとゲル状になり、
一緒に摂取した糖質の吸収を抑える作用があります。

このため糖尿病などの予防や、ダイエット効果があります。

また、イヌリンは腸内をゆっくり移動していくため、
腸の蠕動運動を助けてくれるので便秘の解消効果もあります。

さらに、腸内で初めて分解されて、フラクトオリゴ糖になり、
腸内善玉菌のエサになるため腸内環境の改善効果もあります。

育毛効果

一般的に食物繊維は消化酵素の影響を受けづらいため、小腸を通過して大腸まで届きます。

この時に不要な食物のカスを排出するとともに腸内善玉菌のエサになるので、
腸内環境を良好に保つことができます。

その結果成長ホルモンの分泌が促されます。
そうすると成長ホルモンの刺激で、インスリン様成長因子(IGF-1)の分泌が始まります。

IGF-1は体細胞の分裂を活性化してくれるので、
髪の毛を作る毛母細胞の分裂も活性化してくれるため
発毛や育毛には欠かせない成分が菊イモに含まれるイヌリンです。

副作用

菊イモエキスもイヌリンも医薬品ではないので、副作用の心配はほとんどありません。

ただ過剰摂取をすると、腹痛・腹部膨満感・下痢などの症状が出ることもあります。
理由はイヌリンが難消化性の水溶性食物繊維なので浸透圧性の下痢を誘発するからです。

浸透圧性の下痢とは、
消化できない物質が溶け込んだ濃い水溶液が大腸に溜まってしまい、
これを薄めようとして周囲から水分を集めてしまうからです。

IGF-1を体内で増産しようとして大量に摂取してしまわな限り、
浸透圧性の下痢にはならなので、過剰摂取をしなければ大丈夫です。

さらにいえば、菊イモなどの食品から摂取していればほとんど過剰摂取にはなりません。

菊イモやイヌリンのサプリを服用するときは、
効果を求めてたくさん服用してしまうと浸透圧性の下痢になることもあるので、
十分に注意してください。

ミレットエキス

ミレットとは雑穀という意味で、
古来家畜の飼料や人間の食料として世界中で使われてきました。

ミレットはイネ科キビ属の中から特定の品種を選んで使っています。

タンパク質や必須アミノ酸の1種であるシスチン、や含硫アミノ酸のメチオニン、
さらに微量ミネラルの1種のケイ素などの重要な栄養素が豊富に含まれています。

その他にも血行を促進するローズマリー酸も多く含んでいます。

育毛効果

ミレットに含まれているシスチンやメチオニンは髪の毛の材料になります。
この2種類のアミノ酸は体内で合成することはできません。

髪の毛を構成しているタンパク質はケラチンがほとんどですが、
ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されていて、
中でもシスチンとメチオニンの量が圧倒的に多くなっています。

その他にもケイ素は髪の毛の原料であるコラーゲンの結合を強化する作用があります。
さらにローズマリー酸の血行促進・改善効果も育毛には欠かせない作用です。

このような成分の相乗効果が、発毛と育毛に効果的に作用してくれます。

副作用

古来ミレット自体が人間の食料や家畜の飼料として用いられてきたので、
医薬品に見られるような副作用はありません。

ただミレットエキスの原料はイネ科の植物であるキビが中心なので、
イネ科の植物がアレルゲンになっている人はアレルギー反応を引き起こすことがあります。

思い当たることがある人の場合ミレットエキスを服用する前に医師に相談して、
念のためアレルギーチェックをしておくことをおすすめします。

育毛サプリの選び方

育毛サプリの種類は結構あります。

そんな数ある育毛サプリの中から、いったいどの製品を選んだらいいのか、
という問題があります。

そこでここではどんな製品が育毛に効果的なのか、ということについて考えていきます。

育毛剤とセットで使う

育毛サプリはそれだけを使っても効果があるように作られていますが、
育毛剤と併用することでその効果はより高まると考えられます。

その理由ですが育毛サプリは体の内側から効果を出すように、
そして育毛サプリは外側から育毛を達成するようにできています。

育毛サプリと育毛剤を併用することで、
体の内側からと外側から育毛に必要な成分を供給できるため、
その相乗効果を期待できます。

人気のセットは?

育毛剤の中にはローションとサプリを併売しているブランドが結構あります。
中でもこのサイトでおすすめなのがチャップアップです。

ローションだけでも高い育毛効果が認められていますが、
サプリを併用することでその効果はさらに高まります。

ローションには天然成分が55種類、アミノ酸が15種類も配合されていますが、
配合量はチャップアップ独自の物です。

この配合バランスが、高い育毛効果を生み出してくれます。
サプリもこの内容に準じているので、高い相乗効果が期待できます。

ローションはA社でサプリはB社というようなコーディネートも考えられますが、
同じブランドのローションとサプリのコーデの方が高い効果が望めます。

理由はローションとサプリがお互いに補い合えるように、
成分調整がされていると考えられるからです。

別ブランドの製品同士コーデを素人がしようとした場合、
よほど知識がない限り難しいでしょう。

チャップアップはローションもサプリもほとんどが天然成分で構成されているため、
副作用の心配はありません。

安心して使うことができます。

なお、チャップアップに関してはこちらのページで詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください!

育毛サプリは2タイプある

ローションを使うのは面倒だからサプリだけで育毛をしたい、という人も大勢います。
しかし、自分にあったサプリを選ばないとあまり効果が出ないこともあります。
サプリはベース系とヘルス系の2種類に分けることができます。

ベース系のサプリは髪の毛が育つための栄養素を複数配合して、
髪の毛の成長を妨げる栄養不足を補うタイプです。

一方のヘス系サプリは栄養素に加えて抜け毛予防や改善、
髪の毛の成長促進に必要な成分が配合されているので、効果は複合的になります。

そのため頭皮に栄養を与え、抜け毛を防ぎ、
血行不良を改善してくれるので育毛をサポートする効果は高いといえます。

まとめ

育毛サプリは体の内側から育毛をサポートしてくれます。

単独で使ってもそれなりの効果は期待できますが、
できれば同じブランドのローションと併用するとより高い育毛効果が期待できます。

体の内側と外側の両方から育毛をサポートできるからです。

それとほとんどの育毛サプリは天然成分で構成されています。
天然成分だからといって、副作用がゼロということはありません。

もちろん医薬品のような副作用はありませんが、
配合されている天然成分の中に自分のアレルゲンになるものが入っていると、
アレルギー症状を発症することもあります。

気になる人はサプリを使う前に、
医師に相談をしてアレルギーチェックをしておくといいと思います。

育毛サプリはより効果を高めようと考えて過剰摂取をすることはタブーです。

ただの水でも過剰摂取をすると水毒といって血中のナトリウムが薄まってしまい、
低ナトリウム血症や痙攣をおこすこともあるぐらいです。

くれぐれも用法と用量はメーカー指示通りにすることを心がけましょう。